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※旧タイトル:Cat and Noodles



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同人の輪 in the world :: 2016/05/19(Thu)

こどもの帽子にあごゴムをつけたりする休みの日。
最近Macbook起動するたびにパスワード6回くらい求められる・・・
ひさびさにパーマかけてきたら、ちょっとイエモンのギターっぽくなってしまった。
再結成おめでとう!タイムリーなヘアーです。



フィフティDVD


まんまと、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」にはまっている話。

【以下ネタバレ注意】

映画はだいぶ前に見ていたんですが、
再度入ってたので見たら火がついてしまった。
原作の三部作+男性視点の番外編読了。ふー。
ブルーレイとサントラもゲット。別エンディング見たくて。
ブルーレイ見れないでDVDだけ見る。
ハリポタより売れたという話題作で熱狂的なファンも批評も溢れているので、
原作含めて突っ込みたいことはいろいろあるんだけど、
あんまり同じようなことは書かないようにと思います、、、





思ったこと。

いろいろ揉めたらしいけども、
映画は映画としてとても綺麗によくできてたなぁと思いました。
20分以上あるSEXシーンが話題になっていたけど、
正直その部分の内容は『愛のコリーダ』とかにっかつに比べたらなんのその。
そこが物足りない、という意見もあったけど、原作はむしろ回数多すぎだったので、
いろいろな配分をすると、適度だったと思います。
気持ちのやりとりの方に焦点を置かないとドラマとして完結しなかったもの。
なにより原作のバカっぽさを払拭してだいぶ知的レベルあがってたのが大きい。
「つまらなすぎる」という意見もあるけど、
これを面白くするにはギャグにしてくしかないからなぁ。ただのラブストーリーです。

原作の文章力は本人も認めてるらしいけど、低いです。
体液、匂い、生活汚れ、音、洋服や部屋のディテール、形容詞あたりが全然足りない。
(小説家の力量が試される部分がほぼ壊滅的)
サテンかジーンズしか着てないのかよ!とか。
セックス・アンド・ザ・シティから勉強したと思われるくらいのわずかなブランド名とか。
質感がない。
りぼんレベルの少女漫画くらい表現力は薄め。
自分の世代だと(辛くて読めなかったけど)折原みと とか、そんな感じ。
なので映画の映像を脳内再生しながら原作を読めて助かりました。
翻訳の人が検屍官シリーズなんかを訳してるベテランなので、
たぶん英語の原文まんまよりも訳者の力量と漢字によるイメージ増幅作用のおかげで
だいーぶ底上げされてると思われます。
それでもたまに「これはやべー」と感じる稚拙な表現はちらほらある始末。

DVD特典の原作者のサイン会VTR見て、ものすごくがっかりした。
原作者がそもそもデブのおばちゃんなんだけど、
ファンもみーんなデブのおばちゃん。
私もデブのおばちゃんなんだなぁ・・・とほほだよ。

この原作おばちゃんは本当におばちゃんで、
撮影現場でいろいろ口を出してたらしい。
だいーぶもめたので次回作は監督からなにから降板。
役者達が残ってくれたのが奇跡だ。
映画に昇華する作業というのをきっと理解できなかったんだろうなぁ。
ただでさえ3部作の真ん中は中だるみするので、ダーカーはちょっと不安。
思い入れがあるのはわかるけどなぁ。
だってそもそもが「トワイライト」のパロデイなんだもの。妄想オタクなんだもの。



だけど仕方ないのです。これは女性が求める究極の恋愛パターン。

一般的な作品解説では
「地味で奥手で平凡な女子大生が、容姿端麗な大富豪と出会う」的に
書かれてる場合が多いと思いますが、ここに大ウソがある。
地味で奥手かもしれないけど、イケイケウーマンでは決してないけど、
・頭脳明晰
・本人は鈍感だけど美人でモテる
・普通の家庭育ちだけど料理が上手で面倒見が良い
・人種問題なんのその、色白
・すぐ食欲をなくすせいでスリム、男性に丁度良い体型
・肌と髪がものすごく綺麗、ノーメイクでいける
・特に足が綺麗らしい
・金持ちじゃないけど歯も完璧(あっちの歯はステータスだからな)
最高スペックなんだよ。欠点ないじゃん。
大和撫子そのまんまだよ。けっして平凡女子ではありません。
だから別に奇跡でもなんでもないんだ、この話は。

これが多くの女性が抱く理想の最高パワースペックなんですねぇ。
自分が昔こうだったら・・・ってみんな思うんだろうなぁ。
そんな少女が、完璧(と一見思われる)な男性に初恋をする。
そして男側は極度のツンデレ。
困難はあれど、奇跡の連続で成就する。
ジャンプ系主人公のごとき空気を読まない純真さで自分の要望を押し通し、
最大の枷となっていた、男性が抱えるコンプレックスを解消する能力すら
なぜか持っていて、問題はオールクリア。
その情熱は現実の劣化とはうらはらに永遠に続く・・・
そんな「初恋が完璧に成就」することが万国共通の夢なんだなということが
すごくよくわかりました。

はいはい。
そういうの好物ですよ。しょーがない。
シンデレラも『花より男子』も『いたずらなKiss』も
全てこのパターンだもの。
腐女子の典型的な好物パターンです。
ハーレクインだわ。読んだことないけど、そのものだと思うわ。
そもそもが「トワイライト」の同人ポルノ版が出発点だそうだ。
アニメのエロ同人と同じだ。
登場人物の相関図やパワーバランスがまっっっったく一緒で笑える。
どこの世界でも妄想の行き着く先は一緒なんですね。
トワイライトも原作挑戦したけどきつくて挫折しました。

トワイライトは男がバンパイアだという枷があったんだけど、
今回は男性が、幼児期のネグレクトというトラウマに対して、
SMという関係を築くことで対処していた、というのが特徴です。
彼の精神が解き放たれていく様子は、バカみたいに丁寧で
ぐるぐるぐるぐる回ってる心理描写のおかげでわかりやすかった。
「バナナフィッシュ」のアッシュとエイジの関係そのまんまだよ。

普段は本を読む時、源氏物語だろうと指輪物語だろうと
色っぽいシーンは逃さず拾う私ですが、
さすがに今回のエロシーンはぶっとばし気味なくらい多かった。
男がストーカー気味なのでほぼ毎日のように会うんだけど、
会うたびに2〜3回はなさってるんだよ。それをいちいち書いてある。
内容もだんだん飽きてくる。
SMっぽく始まりはするんだけどソフトだし、終わり方はいつも一緒。
アメリカ人は貪欲だなぁとは思うけど。
ただそれ以外の細かなやりとりが案外丁寧に描かれていて、
(といってもベッキーのLINE並みに、延々とメールのやりとりを見せられたりするレベル)
男女の心境の変化が何によってもたらされたのかを納得することができました。
ちょっと一筋縄じゃいかない相手というのは覚えもあり、
相手に合わせたいけどどうしてもそれができない!というジレンマは共感した。

特に、男性視点からみた番外編『グレイ』を読了後は、
いかに言葉を的確に使わないと相手に気持ちを理解させられないか、
何に心を捕らわれていたからそういう行動をとったのか、
相手のなにが気になって不安が募ったのか、
誤解の生まれ方とかも目に見えてわかるのが面白く感じ、
結局本編をまた読み返すことになりました。
バイオレンスがそんなに多かったわけではないけども、
「バナナフィッシュ」を一気に読んだくらいの満足感はありました。
(言い過ぎ)

映画は主役二人のキャスティングが格別だったと思います。
男性側が、第一候補の筋肉ムキムキアングロサクソンじゃなくて
よかったなぁと心から思う。
カルバン・クラインのモデルもやってた細マッチョ。
女子はメラニー・グリフィスの娘。
ふたりとも鼻がすっと尖ってて気になる点のない綺麗なお顔。
原作より5歳上だけどねー。原作の設定が若すぎる。
好評のサントラ、気軽に映画シーンを振り返られるのでいいんですが、
今時21歳と27歳がフランク・シナトラで踊るか?アニー・レノックスわかるか?
いかんせんターゲットは主婦でした。

ただ次はダコタちゃんの髪をちゃんとセットしてあげてね。と思う。
原作では髪が綺麗だという表現が多いんだけど、
(それは男性側がヤク中のお母さんが髪をとかさせてくれたという
 唯一良い思い出に固執してるからなんだけど)
すごい痛んでてボサボサ。いつも後頭部がガタッと盛り上がってて、
「それカラーで途中から痛んでて私がいつもヘアアイロンで
がんばって伸ばすやつやん」って思って見てた。

続編が来年まであいちゃうのが残念だけど、
また楽しみができました。
あんまり「見た見た!いいよねぇ」言うには照れる作品ですが、
ラブストーリーとしておすすめです。
長くなった。
はまってるからしょーがない。

  1. 実録:ヤシガニと映画
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